沖縄のマイナースポットを訪れる!【小禄墓】
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沖縄県、中部の嘉数高台近くにある史跡です。近くの公園を経由して入ります。
近くには、有名なパン屋「宗像堂」やフランス料理店があります。
宜野湾市にある比屋良川の南口?から入っていきます。
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案内標識があるので、迷わず行くことが出来ます。宜野湾市に感謝ですね。
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この橋を渡っていきます。
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正面奥から手前に進んできました。順路だと気づきません。振り向くとお墓の入り口。
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解説があります。お墓の中には”厨子”と呼ばれる骨壺があります。
この厨子は沖縄各地にありますが、読谷村にある座喜味城跡には、博物館前の広場に展示されていたりします。※別記事:沖縄の城を旅してみよう!【座喜味城跡】
解説には1494年頃の物とあります。
沖縄では、琉球国王の尚真王が臨済宗の寺院である”円覚寺”を建立した年です。
日本は室町・戦国時代、世界はコロンブスがアメリカ大陸等を訪れていた時期ですね。
ちなみに円覚寺には、歴代の琉球国王の肖像画(御後絵)が安置されていた場所でした。戦時下に行方不明になったこの御後絵ですが、2024年、戦時下に米兵が略奪したものとして、FBIに発見されて、沖縄へと返還されました。
お墓がある嘉数周辺も激戦地でしたが、天然の川辺の岸壁に作られたこともあり、戦火を免れています。先の大戦は、沖縄全土の文化財や街並みを悉く破壊したので、残っている文化財はとても希少です。
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香炉が見えます。手前にある湾曲した石は、お墓を守る獅子を模しているようです。
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香炉が見えます。手前にある湾曲した石は、お墓を守る獅子を模しているようです。
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拡大図。月日を感じる朽ちた雰囲気です。
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お墓の先に進むと、広場に到達します。
そこからは新しい沖縄の街並み。北東には普天間基地があります。
古さと新しさ、様々なものが混在する沖縄を表してるようです。
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