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沖縄の城を旅してみよう!【座喜味城跡】

沖縄の城を旅してみよう!【座喜味城跡】

沖縄の城跡について語ります。


世界遺産群の一つである座喜味城跡。入場は無料です。

名築城家の護佐丸が15世紀の初頭に築城したものです。

当時の琉球王国は、第一尚氏(1406~1469年)と呼ばれ、初めて沖縄本島を統一した”尚巴志”の時代(1429年)。

護佐丸は、後に中城城も改築しますが、石の加工や石垣の組み方等は、安土桃山時代に石垣が一般化した本土と比べても進んだ技術を持っていました。

沖縄のグスク群の特徴は、大陸の技術を取り入れた石垣の技術(亀甲乱積み等)にあります。別記事でも紹介していますので、良ければご参照下さい。 

”沖縄の歴史(石垣編)

座喜味城までの松並木の道
両側の松並木。

この石門は、沖縄最古です。

大戦後に米軍の基地となりましたが、現状のまま残っていたことは幸いです。

石造りのアーチ門
強度を高めた石門。500年以上も残る堅牢さ。
座喜味城の石垣と門

立地は高台にあって、那覇市や北部、周辺の離島までも見渡せます。

時の琉球国王、尚巴志は、北部地域(北部)と南部地域(南山)を平定して、琉球の統一を果たします。この地から、護佐丸に北部の監視を行わせたようです。

御庭(うなー)から遠くを望む

一番上の”郭”は開けています。

一番上の郭

近くのミュージアム(一部有料)は、座喜味城や郷土の歴史を知ることができます。大人500円、小学生以上は300円。

読谷の伝統的な獅子舞の獅子
伝統の獅子舞の獅子

城跡の入り口付近に並べられている陶器。分かる人はかなりの沖縄通(^^)

厨子(骨壷)