NFTart Now on Sale !

沖縄の歴史を知る【米軍人との関係】

沖縄の歴史を知る【米軍人との関係】

○ 米軍人(軍属)の基地外居住とその環境

私の実家は、嘉手納基地が近く、外人住宅と言って、復帰前に将校の居住用に建てられたRCB造が建ち並ぶ一角にあります。

私が小さい頃も今も、地域では軍人軍属とその家族が多く暮らしています。

小さい頃は、米軍家族とBBQしたり、子ども同士遊んだりしました(記憶だとトランスフォーマーのアニメを一緒に見てたり、基地内のPXに行ったり)。

近くの空手道場にも軍人とその子どもが通っており、一緒に鍛錬したり、時には身振り手振りで教えたのは、良い思い出です。


年齢が上がり、自分が10代の頃も、車外で音楽(RAMONES,GreenDay等)を聞いてたら、多分同年代のティーンエイジャーがやってきて、Cool Handshake(リズミカルにタッチを繰り返すやつ)を強制?された事も。


しかし、何やってたんだろうと言うくらい、英語は話せません。

脱線しました… では、なぜ基地の外に住むのでしょうか。

聞いた話では、基地の出入規制に縛られないことが一番のようですが、海にすぐ行ける事もインセンティブになっているようです。米国内陸部は海が無いですしね。

また、建屋が無ければ居住もありませんが、投資のメリットもあるので、米軍人向けの新しい建物もどんどん建築されていきました。

米軍人向け住居の家賃は、県民向けの相場より遥かに高いものです。
米軍の家賃補助は20〜30万+αですし、未納も考えにくいので、不動産投資として魅力的かもしれません。

ただし、相応の広さや欧米の家具家電(多分、GEなど)を付ける必要があったり、大型犬を飼うので、初期投資や営繕に相応の負担があるようです。

*大型犬(ピットブル等)はしょっちゅう脱走して、ニュースになります。


一時を除き、増加傾向の基地外居住者ですが、自分が小さい頃とは、若干様相が異なってきています。それは、居住している区画のこと。以前と異なり、地域の住宅に混在するわけではなく、専用の大規模マンションや居住区に住んでいるようです。

地域コミュニティとは完全に切り離された区画となった現在、交流はどのようになっているのでしょうか。