沖縄の山を旅してみよう!【県民の森】
今回は沖縄の山について(^^)
他県と比べると、標高は高くありませんが、沖縄にも山はあります。
今回、紹介するのは、熱田岳も含めた県営施設。ハイキングコースの他に、渓流周りを辿るコースや展示館のような場所もあり、飽きません。
道中には、植生や木の説明もあり、標高も高くないので、家族連れでも楽しめます。
早速、登山道一つを選んで登っていきましょう!
入り口は複数個所ありますが、いずれも道沿いにあって、簡単に確認できます。近くの管理棟の駐車場に車を停めて、登っていきます。
登山道を振り返ると、恩納村の海。
子連れで登れるといっても、30分以上は歩きますので、お水と余裕を持って行きましょう。
登山道は整備されていて、歩きやすいです。今回は曇り空ですが、晴れていれば、恩納村から読谷村までの西海岸を見渡せると思います。
沖縄でドングリが拾えるブナ科の木は、写真のマテバシイ、アマミアラカシ、オキナワウラジロガシ、イタジイ、ウバメガシ、ウラジロガシになります。
基本的に一本道で、案内板もあるので迷うことはありません。
子どもがへばったので、今回は別の入口から降りました。
敷地内にある施設。こちらではヤンバルの森にある樹木と生活史を解説しています。
材木の原木標本。色々な樹木の性質や建築への利用について、説明があります。
琉球王国時代、士族の住宅や造船、寺社仏閣に使う材木は、庶民が使うことは禁止されていました。イヌマキ(チャーギ)やリュウキュウマツ等があげられます。
また、大きなドングリのなるオキナワウラジロガシは、藩有林のような杣山制度によって、琉球王府の建築資材として確保されました。
最近の首里城復興にもウラジロガシは調達されたようです。
もう1つの施設。右側に『森のふれあい館』があります。
ふれあい館では、木工細工や木のおもちゃ等が展示されています。
週末の午後ですが、誰もいません。勿体無いなぁ。
木のすべり台やボールがあり、子どもは大喜びでした。
ここからは、渓流コースです。
立ち入り時間が決まっているので、訪れる時間には注意が必要です。
車道側の出入り口。奥は鬱蒼としてます。
アオミオカタニシ。
準絶滅危惧種ですが、頻繁に目にします。グリーンが美しい(^^)
基本的に石灰岩の所で生息してるみたいですが、県民の森は、ドングリも豊富にあります。ドングリのなるブナ科は、非石灰質・アルカリ性の土壌に生えるそうなんですが、この辺りはどう理解すれば良いのでしょうね?
施設側の出口。歩いていると夕方になっていたので、何だかホッとしました。
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